落雷というと建物に直接落ちる「直撃雷」を想像しがちですが、家電が壊れる被害の多くは「誘導雷」によるものです。
太平洋側では、例年4月〜10月に雷が発生しやすいと言われています。近くに落ちた雷の電磁波が電力線や通信線に侵入し、家電を壊す現象が「誘導雷」です。気象庁の調査では、誘導雷による被害は年間およそ1,000億円にものぼるといいます。誘導雷は、コンセントやアンテナ線がつながっていれば、電源スイッチを切っていても侵入します。松本電工では、分電盤に取り付ける避雷器の設置から、ご家庭でできる備え、落雷被害にあってしまった際の火災保険の申請サポートまで、暮らしの「雷の不安」に幅広くお応えします。
「雷のしくみを知る」「避雷器で備える」「火災保険を活用する」。この3つで、雷の被害と出費のリスクを大きく減らせます。
直撃雷は建物や人に直接落ちる雷。一方、誘導雷は近くに落ちた雷の電磁波が電力線・通信線に侵入し、家電を壊します。被害の大半は、この誘導雷によるものです。
分電盤に取り付ける避雷器(Panasonic BQX81)で、電源線から侵入する誘導雷を軽減し、家全体を守ります。外出中や就寝中も自動で働くのが安心です。
落雷による家電被害は、一般的な火災保険で補償の対象になることがほとんどです(要確認)。当社では被害状況の写真撮影や、保険申請のサポートも承ります。
なぜ家電が壊れるのか。どうすれば守れるのか。図解でご説明します。

「直撃雷」は電圧・電流ともに大きく、直撃を受けた電気機器はほぼ確実に破損します。一方「誘導雷」は、①木や建物に雷が落ちる → ②周囲の空間の電磁界に変化が起こる → ③近くの電線や電話線に大きな電流・電圧(雷サージ)が発生する、という流れで侵入します。威力は直撃雷より小さいものの、通常の電圧よりはるかに大きく、家電の故障原因のほとんどを占めます。
とくに、省エネ設計の家電は小さな異常電圧でも誤作動・故障を起こしやすい傾向があります。

いつ雷が鳴ってもいいように、家全体を守るなら分電盤に取り付けるタイプの避雷器がおすすめです。Panasonic製の避雷器「BQX81(かみなりあんしんばん)」は、コスモパネル コンパクト21などの住宅分電盤の空いているスペースに追加するだけ。電源線から侵入する誘導雷を軽減し、大切な家電を守ります。避雷器はくり返し使え、機能確認灯(LED)が消灯したら交換のサインです。
避雷器BQX81 本体13,530円(税込)+取付工事費。取り付けは電気工事となります。分電盤の状況を確認のうえ、お見積りいたします。
近くに落ちた雷のサージ(異常な電圧・電流)は、電線や電話線を伝って屋内へ侵入します。分電盤の避雷器は、そのサージをアース(地面)へ逃がして家電を守ります。
分電盤の機種や空きスペースの状況により工事内容が変わるため、取付工事費は現地確認のうえお見積りいたします。
分電盤の状況(機種・空きスペースの有無)により、取付方法・工事費が変わります。まずはお気軽にご相談ください。
避雷器の設置とあわせて、日ごろから備えておきたいポイントです。
家電製品の電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。電話やパソコンにつながる通信線、テレビのアンテナ線も抜いておくと安心です。原始的ですが、これが一番確実。異常電圧も通り道がなければ、電気機器に被害を及ぼすことはできません。
保険で修理や買い替えが補償されても、保存していたデータの復旧は難しいのが実情です。テレビの録画、パソコンやハードディスク内の写真など、消したくないデータは日ごろからバックアップを忘れずに。
とはいえ、雷のたびに家中の線を抜くのは大変ですし、外出中や就寝中は対応できません。分電盤に取り付ける避雷器なら、いつ雷が鳴っても家全体を自動で守ります。守りたい機器の手前(分電盤)に取り付けるのがポイントです。
「火災保険」という名前ですが、多くの契約で落雷による被害も補償の対象です。
一般的な火災保険は、火災・落雷・破裂・爆発などを補償します。通常の火災保険であれば、落雷事故による家電の被害も補償内容の範囲に含まれていることがほとんどです。壊れやすいのはテレビやパソコンなど比較的高価な生活必需品。予定外の出費に頭を抱える前に、まずはご加入の保険をご確認ください。